少なく見積もっても軽く吹っ飛ぶ感じ
にしても、宝当神社へ行きてぇ。「急になんぞ」いやね、昔から夢だったんよ。「夢?」そっ、憧れの地。
勝負師にとっちゃ、ほら一度訪れときゃ一生ご利益ありそーな。「ほーか?」当たり前、何故分からぬ?
「そー言われても、興味がありません」何つー事を、後悔するぜ?「別になにもやらぬ身としちゃ、どーでもえーが。つかさぁ、縁担ぎだろ?」
わりぃ?!「怒るなよ。まぁ近場ならって思うが、東京からどんだけ時間、金を出す事に…」
さあ、少なく見積もっても10万位は、軽く吹っ飛ぶ感じ。「そこまでする価値が?」勿論!行けば恐らく本当の勝利、栄光掴めるように。
「どっからそんな妄想を、困った奴」困り物ある会?「どんな聞き間違いさ」とりあえず、食糧4日分位、非常食のみでもいーから、用意しようぜ。
「え?」決まっとる、今から二人で参る。「ちょ、無理」其処はついてくと言え!「無茶苦茶。準備、心構え、全然」